皆様、こんばんは。
深津です( ̄▽ ̄)

今日も私のブログにお越し頂き、
ありがとうございます☆

前回の記事では、
色使いの黄金ルールについて
3回に分けて解説してきました。

お部屋の色は、
ベースを整え、
テイストでキメる。

なんとなく、感覚が
解かってきましたでしょうか?

今日は、仕上げのポイント。
『テイスト』の色の決め方
について、お話していきますね。

●前回のおさらい。

・カーテン、ブラインド。
・ベッドカバー。
・ソファやクッションのカバーリング。
・テーブルクロス。

こういったものが、
『テイスト』の色で統一すると良い
部分、とお話しました。

これらの部分の共通点は、

『お部屋に対して占める面積が大きい』

でしたね。

実は、
色というのは不思議なもので

・面積
・照明の光の色
・背景の壁の色

などによって、
同じ色でも、
ぜ~んぜん違って見えるのです。

お店で『いい色だな~音譜と思って
買ってみたけど、
家に帰ってきて見たら
いまいちだった・・・

そんな経験、ありませんか?

私も、ネクタイの色とかで
しょっちゅう失敗します(^-^;)

最近では、
遠慮なく店員さんに

「すみませーん、
 これ、別の照明のところで
 見たいんですけど、
 いいですかー?」

・・・って頼んで、
入念に確認しています。

●これって、本当に同じ色?

実例を見ながら、解説しますね。

===============
ケース1:面積の違い
===============

左と右、
どっちがケバケバしく見えますか?

1

・・・どちらかというと
右のほうが
ケバケバしく見えませんか?

実は、どちらも
全く同じ赤色なのです。

同じ色でも、
面積が大きくなるほど、
ハデに感じるのです。

こんなに印象が変わるんですね。

例えば、
小さなサンプルでは
『良い色だな』と思っても、

実際に大きなカーテンの実物が届くと
かなり強烈な色で、失敗した!!となるのは

この『面積効果』が原因です。

だから、
カーテンなどを選ぶ際は、
ショールームで実物大のもので
見たほうがよいのです。

===============
ケース2:背景の違い
===============

左と右、
どっちのほうが
中央のピンク色の小さな四角が
きれいに見えますか?

2

左の方は、
白の背景に、ピンク色の小さな四角。
ピンクが引き立ちますね。

右の方は、
赤の背景に、ピンク色の小さな四角。
なんとなく、
ピンクがくすんで見えませんか?

ベースの色が原色の赤だと、
ベースが強すぎて、
テイストの色が死んでしまうのです。

だから、
ベース(背景)が、ハデな色だと
失敗しやすいのです。

例えば、
壁が一面、原色の赤だったら・・・。

お部屋の色使いは
どう頑張っても失敗しそうですね。

だから、
ベースの色としては『白』が一番、
無難で間違いがないのです。

===============
ケース3:補色の効果
===============

左と右、
どちらのほうが
中央の小さな赤い四角が
鮮やかに見えますか?

3

左の方が、
小さな赤い四角が
鮮やかに感じませんか?

これも実は、
左右とも同じ赤色なのですが、
背景の色によって
違って見えるのです。

だから、
あんまりいろんな色を使うと
『思ったのと違う!』という色に
見えてしまうことがあるのです。

●色は3つの要素でできている?

色というのは、
3つの要素でできています。

人間が、
喰う、寝る、遊ぶで
できているのと似ています。

・・・ちょっと違いますねΣ\( ̄ー ̄;)

色の3要素とは。

・色相
・明度
・彩度

です。

下の絵を見ながら、
大雑把で構いませんので
3つの要素があるんだな、と
知っていただければ、大丈夫です。

■色相 H (hue)

下図のように、
赤、青、黄色などの色味は
『色相』の違いによって決まります。

色相を『わっか』にしたのが
色相環といいます。

色相

例えば、赤と緑のように、
色相環の反対側にある色どうしだと、
お互いの色を強調しあうのです。

(これを『補色』の効果と言います)

■明度 V (value)

色の明るさや暗さを
表すものです。

明度

『明度』は、
あなたのお部屋を明るくしたり、
ぐっと落ち着いた雰囲気にしたり

そのへんの雰囲気を
調整してくれる尺度です。

■彩度 C (chroma)

色の鮮やかさ(純度)を
表すものです。

彩度

右にいくほど(鮮やかであるほど)、
ケバケバしい色ですね。

●じゃぁ、テイストの色はどうやって選ぶの?

はい、
お待ちかねのお話です。

テイストの色は、
どうやって選べば良いのでしょうか。

テイストの色を決める
具体的な手順
を、
4つのステップでお教えしましょう。

====================
STEP1: まず『色相』を決める。
STEP2: 使う面積に応じて『彩度』を決める。
STEP3: お部屋の雰囲気に応じて『明度』を決める。
STEP4: ベースの色と並べて比較し、チェックする。

====================

順に、解説していきますね。

====================
STEP1: まず『色相』を決める。
====================

これは、単純に
あなたの好みで選んで構いません。

例えば、さわやかなグリーンとか
温もりのあるオレンジとか
あなたの好きな色、使いたい色で
いいんですよ♪

====================
STEP2: 使う面積に応じて『彩度』を決める。
====================

ここが大切!!

カーテンやベッドカバーは
面積が大きいですね。

だから、
面積が大きいほど、彩度は低めに
してくださいね。

これに気をつけると、
ケバケバしくならずに済みますよ♪

====================
STEP3: お部屋の雰囲気に応じて『明度』を決める。
====================

例えば、春・夏の季節に
軽くふんわりした雰囲気にしたい場合、
明度が高めの色
で選びましょう。

逆に、秋・冬の季節に
落ち着いた雰囲気を出したい場合
明度を少し低めに
してみましょう。

ファッションも
同じような傾向がありますので

難しく考えず、
春物や秋物の服の色をみて
大まかなイメージを
掴んでみてくださいね。

====================
STEP4: ベースの色と並べて比較し、チェックする。
====================

3つのステップで色を決めたら、
最後にチェックです。

ベースの色が『白』でしたら
まず間違いありませんが、

難しいのは、
ベースの色が
ベージュや、淡い色の場合。

このときは、
ベースの色相と
テイストの色相を
揃える
ほうが、間違いないでしょう。

●さっそく、やってみよう!

さあ、
これであなたも
テイストの色を選ぶポイントが
解かってきましたね☆

お部屋の模様替え、
ぜひチャレンジしてみてください。

これで、
色選びで失敗することは
格段に減りますよ♪

本日も最後まで御読み頂きまして
ありがとうございました☆

深津( ̄▽ ̄)

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