皆様、こんばんは。
深津です( ̄▽ ̄)

今日も私のブログにお越しいただき、
大変嬉しく思います。
ありがとうございます。

今日も東京は雨続きでしたね。
乗っていた電車が止まって、
別路線の駅まで歩いて移動していたら
滑って転んでしまいました。とほほ。

先月、寿命をまっとうして
買い換えたばかりの新しい傘が折れ、
お気に入りのスーツの膝に
穴が開いてしまい、

踏んだり蹴ったりです。

・・・いや、ちがう。
踏まれたり蹴られたり、です(笑)

でも、
頭を打たずに済んだので
不幸中の幸いと思って
感謝することにします。

┐( ̄ー ̄)┌ フッ、マイッタゼ

●なぜ、滑るのか

さて、滑って転んだところで
思い出したのですが、

地下鉄や、駅前広場などの公共空間、
コンビニや店舗などで
床に、やたらツルツルの石を
使っている場所が増えています。

だから、最近、
ツルッといきそうになる場所が
どんどん増えています。

・・・困った流行です。

一方で、道路の歩道では、
バブル後あたりに施工された
明らかに滑りやすかった石材が、

最近は滑りにくい
インターロッキングブロックに
置き換えられてきています。

そういう道を選んで歩きたくなるほど
滑りにくさが激しく違います。

●床の材料を決める根拠は何か

最近の、つるつる石材の床は
掃除はしやすいですし、
見栄えも良いから、と
思って使っているのでしょうが

私的には
サイテー!!と言いたいです。

・・・自分が転んだから(笑)
と、いうだけではなく、

ほんのちょっと濡れただけで
ツルツル滑るような材料を
床に使うのは、

バリアフリーに反しています。

そう、
美観だけでなく

安全性

が、重要な要素を占めるのです。

厚生省の統計によると、
住宅の中で、転倒して死ぬ人は
毎年700人に上るそうです。

このうちの85%、すなわち
600人が、65歳以上の高齢の方です。

毎年、65歳以上の人が600人も
転倒で亡くなっているのです。

ちなみに、90歳以上の人になると
不慮の事故で死亡する人の1/3が
「転倒」で亡くなっているのです。

つまり、高齢化社会において
床が滑るというのは
致命的に危険なのです。

なのに、
見た目や、掃除のしやすさで
ツルツルの材料を使う・・・。

年寄りに「死 ね」と言っているように
見えてきます。
冗談じゃありませんね。

●どうやって転倒を防ぐか

基本的には、
材料の表面の『滑りにくさ』が
一定の基準以上のものを選びます。

学生さんですと、
すべり抵抗「μ」(ミュー)
とか、習っているのではないでしょうか。

この『滑りにくさ』は、
水に濡れると、一気に低下します。

水が、潤滑油のような役割を果たして、
滑りやすくなってしまうからです。

対策は3つ。

1)滑りにくい材料にする。

2)水を持ち込まないようにする、
  水がたまらないようにする。

3)すべりにくい靴を履く。

※ちなみに、
滑りやすい材料を使った業者を
ボッコボコにしても、何も解決しません。
念のため。

1と2は、施設側の責任です。
これは、滑りやすい石を使っている時点で
あまり期待できないと思います。

残るは、3。
あなたが、滑りにくい靴を履く、です。
これが、自衛策として唯一できることでしょう。

・・・私も、滑りにくい革靴が欲しいです(苦笑)
オススメの革靴がありましたら、
ぜひ教えてください☆

●あなたの家の中だけでも。

せめて、あなたの家の中では、
滑って転ぶような床には
したくないですよね。

フローリング、タイルなど
滑りやすい材料を使うときは

サンプルを触ってみて、
できることなら歩いてみて
よーく、確かめてくださいね。

では、今日はこのへんで。

今日も最後までお読みいただき、
本当にありがとうございました。

深津( ̄▽ ̄)

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