今日はかなり暑かったですね。

東京の最高気温は
前日予報では30度(真夏日)、
実測では28度でした。

気象庁発表の気温は
百葉箱で計測しますので、

実際の街中では
アスファルトの路面付近で
30度を超えていたと思います。

こんな暑さになってくると
気をつけたいのが

熱中症

です。

屋外での作業はもちろん
歩き回ったりするだけでも
簡単に「熱中症」になります。

熱中症の症状の中には
新型コロナと勘違いするような
症状
もあったりするので
きちんと知っておく必要があります。

そもそも
「熱中症」の症状には
どんなものがあるのでしょうか?

意外と知られていない症状も
あったりしますので、
ぜひ覚えておきましょう。

熱中症の症状7つとは

大きく7種の症状があります。
(1)めまいや顔のほてり
(2)筋肉痛や、筋肉の痙攣(けいれん)
(3)体のだるさや、吐き気
(4)汗のかきかたがおかしい
(5)体温が高い、皮膚(ひふ)の異常
(6)呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
(7)水分補給ができない

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

具体的な症状とは

(1)
めまいや顔のほてり

めまいや立ちくらみ、
顔がほてる
などの症状が出たら、
熱中症のサインです。
一時的に意識が遠のいたり、
腹痛等の症状が出ることもあります。

(2)
筋肉痛や、筋肉の痙攣(けいれん)

「こむら返り」と呼ばれる、
手足の筋肉がつってしまう症状が
出る場合があります。

筋肉がピクピクと痙攣したり、
硬くなったりすることもあります。

(3)
体のだるさや、吐き気

体がぐったりして、
力が入らなくなります。

吐き気や嘔吐(おうと)、
頭痛等を伴う場合もあります。

なんだか急に
気持ち悪い、頭が痛い、
という症状も
実は熱中症のサインです。

(4)
汗のかきかたがおかしい

いくら拭いても汗が止まらない、
逆にまったく汗をかいていない、
などのように

汗のかき方に異常がある場合も
熱中症にかかっている
可能性があります。

(5)
体温が高い、皮膚(ひふ)の異常

体温が高くて
皮膚表面を触るととても熱い、

皮膚が赤くなって乾いている

なども熱中症の症状です。

新型コロナ対策
会社やお店などで
皮膚の表面温度を計測する機器
使うこともあるかと思いますが、

熱中症の場合も
表面温度が高くなりますので
混同しないよう
気を付けましょう。

(6)
呼びかけに反応しない、
まっすぐ歩けない

声をかけても反応がなかったり、
おかしな返答をしたりする場合や

体がガクガクと
ひきつけを起こしたり、
まっすぐ歩けない等の
異常がある場合は、
【重度の熱中症】
にかかっています。

すぐに医療機関を受診するか、
救急車を呼びましょう。

(7)
水分補給ができない

呼びかけに反応しないなど、
自分で上手に
水分補給ができない場合は、
【大変危険な状態】です。

この場合は、無理に水分を
口から飲ませることはやめて、

すぐに医療機関を受診するか
救急車を呼びましょう。

熱中症かなと思ったときの対策

・すぐに医療機関へ相談、または救急車を呼びましょう

呼びかけに応じない場合は迷わず119番!

・涼しい場所へ移動しましょう

屋外なら日陰で風通しの良い場所へ。
周囲の人が、
うちわ等で扇いであげると良いです。

・衣服を脱がし、体を冷やして体温を下げましょう

血管が集中している首筋、脇の下、
股の間などを重点的に冷やすと
効果的です。

・塩分や水分を補給しましょう

塩レモンなどの飴や、
スポーツドリンク、
経口補給水など。

* * *

これから暑い時期になりますが、
熱中症に気をつけて下さいね。

皆様が元気に過ごせますよう
祈っております。

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