皆様、こんばんは。

深津です。

今日もお越しいただき、

ありがとうございます☆

昨日は2つの現場を回り、

それぞれのクライアントさんとも

打合せも行ったので、

9時半から20時すぎまでぶっ通しでした。

その中で、戸建てのリフォームの

クライアントさんの打合せで、

壁紙えらびをお手伝いしてきました。

クライアントさんには、

いろいろなタイプの人がいらっしゃいます。

全部任せるから、あなたが過去に設計した

 ○○のような雰囲気でやってくれ、という人。

ある程度、設計者に任せるけど、

 細かいところはいろいろ自分も参加したい人。

ものすごく、こだわりがあって、

ひとつひとつ自分で決めないと気が済まない人。

・・・などなど。

私は、せっかく大金をかけてリフォームするなら

ご一緒に参加して頂いたほうが、

絶対、納得するものができると思います。

何故か。

まず純粋に、楽しいんです。

たとえば、服を買う時って、ご自分であれこれ見て、

デザイン、シルエット、色、柄、値段、希少性など、

いろんな要素を比較しながら選びますよね。

店員さんに、「私に似合いそうなの下さい」って言って

出てきた服を、そのまま買って帰る人って、

まず、いませんよね。

店員さんと相談しながら、

自分に似合うかどうか、流行はどうなのか、など

いろいろ考えながら選びますよね。

それと一緒で、いうなれば私が店員さん。

クライアントさんは、自分の家に似合う壁紙を

アドバイスをもらいながら比較するんです。

「これはちょっと、家具とあわせにくいですよ」とか

「このあたりがオススメですよ」という

アドバイスは、もちろんします。

でも、最終的に、納得して、それにする!と

決断するのは、クライアントさんなんです。

そこで、クライアントさんには

「自分で決めたんだ!」という自信と

満足感が生まれます。

そうやって、時間はかかっても

確実に納得してもらうように心がけていますので

自信をもって「ああ、リフォームして良かった」と

思って頂けると確信しています。

今回選んだのは、

・メイン:白

・アクセント:淡いウォームグレーの地に、白の抽象模様

でした。

がらんどうのお部屋で、素敵に見えても

家具を入れたら、あれ?合わない!?ということもあります。

床の色、壁の色、天井の色、建具(ドア)の色、

家具の色、カーテンの色、

こうしたものを総合的に判断して、アドバイスします。

最初、クライアントさんが選んでいた赤の壁紙は

単独で見ると良いかも知れませんが、

お部屋全体のコーディネートをした時に、

非常にあわせにくい色であることを説明し、

実際に家具やカーテンと色を並べて比較しながら

ご説明したところ、『やっぱりこの色は難しいわね』と

納得していらっしゃいました。

これが、単にリフォーム業者に頼んで

『この壁紙がいいわ』と頼んだら

リフォーム工事ができた後で、きっと

『こんなはずじゃなかった!!』になっていたと思います。

こういう地道なアドバイスを積み重ねて、

クライアントの満足度を最大限にするのが、

リフォーム設計を一級建築士に依頼していただくことの

最大のメリットなんです。

ぜひ、覚えておいて下さいね。

今日も最後までお読み頂き、

ありがとうございました♪

深津( ̄▽ ̄)

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