深津です。
いつもご覧頂きまして
ありがとうございます。
今日も飲食店の工事の様子をお伝えしていきます。
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厨房の壁・天井の仕上面となる
「ケイカル板」の施工です。
ケイ酸カルシウム、略してケイカル。
水や火に強い材料なので、
厨房内はすべてこれを使います。
↑家具との取り合い。
一部だけ、厨房側から
向こうの客席側が見えるようにしています。
これは、お客様が注文したそうにしている時、
いち早くスタッフさんが気づけるように
という設計上の配慮です。
CAD上で、3Dでチェック・検討して
決めています。
↑この上から、
ステンレス板を貼付けて仕上げます。
油はねがほぼない場所は
塗装仕上げでコストを抑えます。
(水拭きできるよう、ツヤあり塗装とします)
↑ステンレス板を張る位置には
工事業者の監督さんが
寸法を計測し、記載しています。
↑天井からボルトが垂れ下がっていますが、
これは後で取り付ける
吊戸棚のアンカーです。
奥の箱状の部分は、
外気を取り入れる給気スペースです。
これをしっかり計画していないと
飲食店は後でトラブルになります。
なぜかというと、
飲食店の厨房は排気が強力なので、
給気もしっかり確保しないと
出入口のドアが
負圧で開かなくなったりするからです。
↑厨房内から客席側を見たところ。
厨房内は「ケイカル板」なので
壁は真っ白ですが、
客席側は一般的な「石膏ボード」なので
表面は茶色っぽい紙の色です。
右奥の黄色い壁は
もともとの塗装仕上げの部分。
この上から直接、
新しい塗装で仕上げます。
同様に、天井も
厨房内は「ケイカル板」ですが、
客席側の天井は
もともと貼られていた
「ジプトーン」という吸音板を
そのまま利用して、
後で塗装仕上げを行います。
問題なく使える下地は、
そのまま使うことで
コストを抑えています。
↑換気用のフード(天蓋)も
取り付けが終わりました。
次回は建具取付、厨房ステンレス板施工です。
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今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!
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